SUSTAINABILITY

丸紅都市開発の
サステナビリティ

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環境への取り組み

環境への取り組み
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気候変動への対応に関する
考え方・方針

人々の暮らしを支える総合不動産開発会社として、地球環境保護は重要な責務と考えています。当社は、マテリアリティの一つとして「事業を通じた地球環境への貢献」を特定しており、環境に配慮した持続可能なまちづくりを目指しています。
特に気候変動はグローバルかつ緊急性の高い社会課題であると認識しており、サプライチェーン全体でのCO2排出量の削減等に取り組んでいます。
当社は、持続可能な社会の実現に向けて、気候変動をはじめとする環境問題に配慮しながら事業活動を推進し、事業活動による環境インパクトの総和を将来的にポジティブに転換していくことを目指します。

商品・サービスを通じたCO2の削減

環境に優しい住まいづくりの取り組み

当社は、住む人が長く快適に暮らせる地球環境にも配慮した住まいづくりを目指し、ZEH-M(ゼッチ・マンション)の推進に取り組むことで、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

ZEH-M(ゼッチ・マンション)とは

ZEH(ゼッチ)とは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、住宅の断熱性能を高め、エネルギー効率の高い設備の導入による省エネと、太陽光発電などで生み出す再生可能エネルギーによって、年間のエネルギー収支を「ゼロ以下」にすることを目指した住宅のことです。

ZEH-M(ゼッチ・マンション)は、集合住宅におけるZEHを指し、再エネを加えた省エネ率100%以上の『ZEH-M』、75%以上の『Nearly ZEH-M』 、50%以上の『ZEH-M Ready』、再エネを除く省エネ率20%以上の『ZEH-M Oriente d』に大別されます。

政府は、2050年カーボンニュートラル達成に向けて、「2030 年度以降新築される住宅について、ZEH 基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」とする政策目標を設定しており、集合住宅におけるZEH の定義や、普及に向けたロードマップを策定しました。

当社におけるZEH-M
(ゼッチ・マンション)の取り組み

当社が事業協力者として参画している「カルム六本木」建替え事業 東京都港区六本木三丁目 において、建設中の分譲マンションが「ZEH-M Oriented」および建築物省エネルギー性能表示制度「BELS※」5つ星評価を取得しました。
本物件は、屋根・壁・天井等の断熱性を高め、全戸にLow-E 複層ガラスを採用することで、建物全体の断熱性能の向上を図っています。また、エネルギー効率の高い給湯器やLED照明といった高効率な設備を導入し、共用部を含むマンション全体の一次エネルギー消費量を20%以上削減しています。
引き続き対象物件の拡大を検討するとともに、これからも地球環境に優しい住まいづくりを積極的に推進し、快適な暮らしの実現を目指していきます。

※BELS:建物の省エネ性能を評価する第三者認証制度。一次エネルギー消費量をもとに5段階の星マークで表示されます。

サプライチェーンを通じた
CO2の削減①

CO2削減に向け、建設現場で使用する電気に再生可能エネルギーを利用したグリーン電力の採用をGX(グリーントランスフォーメーション)の取り組みのひとつとして促進しています。建物規模によって違いはありますが、当社が扱う計画建物は短くても1年強の工事期間を要します。以前はこの期間の工事用の電気としては大手電力会社からの供給が一般的でしたが、建設現場でのCO2排出量削減のため、環境負荷の低いグリーン電力の採用へと移行してきています。

※GX(グリーン・トランスフォーメーション):日本政府が掲げる、脱炭素社会に向け、再生可能なグリーンエネルギーに転換していく取り組み。

GX(グリーントランスフォーメーション

サプライチェーンを通じた
CO2の削減②

取引先を含めたサステナビリティの
取り組みについて

事業活動を進めるにあたり自社だけなく事業活動の上流と下流を含めた一連の流れのなかでCO2が排出されます。その流れの全体から発生する温室効果ガス排出量のことをサプライチェーン排出量といいます。当社はとしてはこれらサプライチェーン排出量というカテゴリーを通して自社以外の上流・下流に関わる関係者の状況を含めた把握 を行い、CO2削減に取り組んでいきます。

タップで拡大画像をご覧いただけます 取引先を含めたサステナビリティの取り組み

[出典]環境省HP