トップメッセージ

この度、当社は、丸紅グループの一員として、持続可能な開発目標（SDGs）の達成に貢献することを目的に、ESG（環境・社会・ガバナンス）の各分野において取り組むべき課題を定め、サステナビリティ経営を推進していく方針を決定しました。

不動産業を取り巻く環境も地球温暖化への対応が喫緊の社会課題となっています。
環境に配慮した持続可能なまちづくりを通して、“人に、街に、時を超える価値”を提供するのが私どもの使命であり、一時の収益性のみを判断基準とした事業活動とは異なり、より長い時間軸で、より幅広いステークホルダーに対して、より高い価値を提供していくことをゴールとし、脱炭素社会・循環経済・分散型社会への移行にも貢献してまいります。

“人に、街に、時を超える価値”とは、正に、環境に配慮し、地域社会と調和した住宅開発の取り組み(Environment）を通じて、居住者の方々に暮らしの快適さやぬくもりを実感いただける家庭・コミュニティを創出(Social）すること、また、その永続的な取り組みを可能とするための会社基盤を整備（Governance） することと考えています。

サステナビリティへの取組は、従業員一人ひとりが、当社を取り巻く社会課題について認識し、当社が開発する住宅の購入者・居住者の方々をはじめ、取引先、地域住民の方々といった様々なステークホルダーの期待を的確に理解するとともに、課題に対する適切なソリューションを用いて、一つ一つの課題を確りと解決していく必要があります。
今行っているESG活動が、短期的な成果にとどまらず、中長期的な環境や社会に与える影響を考えながら、長期的なゴールを達成することを目指します。
時代を超えても変わらぬ街づくりの価値を永続的に提供することを目標に、より良い社会の実現に向けて、私たちは日々変わり続けます。

サステナビリティへの基本的な考え方（方針）

丸紅グループは、「社是『 正・新・和』 の精神に則り、公正明朗な企業活動を通じ、経済・社会の発展、地球環境の保全に貢献する、誇りある企業グループを目指す」ことを経営理念として活動を展開しています。
丸紅グループの経営理念は、サステナビリティに対する考え方を明確に示しているものであり、環境や社会の要請を先取りして、プロアクティブにソリューションを提供し、経営理念を実践することこそが丸紅グループにとってのサステナビリティです。
当社は、丸紅グループ社是をはじめ、環境（Environment）、社会（Social）、ガバナンス（Governance）の課題に取り組んでいます。また、社会的な規範を参照して、取り組むべき課題を明確にするとともに活動の方向性を確認する一助としています。

サステナビリティ推進体制

サステナビリティ推進体制図

当社はサステナビリティの重要事項について、取締役会の監督が十分に得られる体制を構築しています。
具体的には気候変動、労働安全衛生、人権、地域社会、サプライチェーン管理、顧客責任などについて、方針の設定や定期的な見直し、モニタリングを、ESGプロジェクト委員会を中心として実施していきます。
また、重要事項を定期的（年1回以上）に経営会議もしくは取締役会に報告し、審議・決定しています。
当社は、2023年4月1日より、

ことで、サステナビリティを推進する体制を強化しています。